三島小学校にて6年生に出前授業を行いました

三島小学校の6年生に出前授業を行いました!『金属から電子を取り出してみよう!』と題して、現在6年生が学習している理科「水溶液の性質」に関連する内容を講義しました。瀬川准教授に加えて当グループの大学院生4名(長瀬・廣田・渡邊・吉田)が実験補助を行いました。

実験①強い酸を使って、溶けにくい金属を溶かしてみよう!

通常の授業で扱っている「希塩酸でアルミニウムを溶かす」の発展として、「硝酸で銅を溶かす」「王水で金を溶かす」という実験を行い、溶けやすい・溶けにくい金属があること、使う酸の種類を工夫することでいろいろな金属を溶かせることを紹介しました。金箔が溶ける瞬間は各テーブルで歓声が上がりました。また、「金属から電子が引き抜かれることで溶ける」「溶けやすさは、電子の抜けやすさ」という説明を行いました。

実験②金属から取り出した電子を使って電池を作ってみよう!

アルミニウム片、銅片、食塩水を使った電池を作成し、電子オルゴールを鳴らす実験を行いました。起電力が低いため、3つ直列でつないでかすかにメロディを聞き取ることができました。アルミニウムの方が銅よりも電子が引き抜かれやすい性質を利用していること、このような簡易な電池から改良が重ねられて現在の乾電池やバッテリーになっていることなどを紹介しました。

分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域

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